| Remake Album「青春禮讚」プチ感想
リリースから早一ヶ月以上...聴いてますか?「青春禮讚」...(^^;)。しかし、日本では重箱のスミっこあたりのマニアックな媒体ですら話題にのぼりませんな...。日本の公式サイトもこのまま自然消滅してしまいそうだし、これからますます紫雨林情報は、デフレ・スパイラルにはまっていきそうですね...。 最初にRemake Albumを制作中というニュースを聞いたときは、当然2.5集のようなSelf Remakeを想像してたのですが、実際は全15曲のうち自作曲のRemakeが3曲、あとは他のアーティストの楽曲のカバーという内容でした。曲目リストを見た段階では、いまひとつ食指はフリーズ状態だったのですが、実際アルバムを通して聴いてみると「これはこれで意味がある」とうか「少なくとも自作を改悪したような2.5集よりは、はるかにマシな内容」といった印象を持っております。 1曲目はPhil Collinsの「Anotherday in Paradise」ですが、この曲がアルバムを通して最も印象に残った曲ですね。そもそもワタシはP・ガブの抜けた後のGENESISなんて、まるで興味の対象でなかったし、ましてやPhil Collinsのソロ作なんて中古盤屋のワゴンセールで二束三文で売られているようなモノくらいにしか思っていなかったので、ストリングを配したプログレ風のアレンジが新鮮でした。2「Girl, You'll be a woman soon」はユナ氏の趣味なんでしょうかね...あまりオリジナルの印象がないのでなんとも言えませんが、アルバムの中での彩りとしては「ま...いっか」ってとこです。3「Starman」4「Angel」はオリジナルとそんなに変わったアレンジでも無いし、そもそもオリジナル曲自体が偉大なんで(腐る前のBowieの名曲だしさ・笑)やや物足りない感じが。5曲目はマッダーナの「Take a Bow」...こうなるともう打ち上げ2次会のカラオケ大会的風景が想起されるような展開っすね...(^^;) 気を取り直して6曲目は5集「All you need is Love」から「Social Life」。オリジナルよりもややオクターブが低くバックのサウンドも厚めになってるといったとこでしょうか。でもそんなに大きな違いを感じないの確かだと思うんですが...なんでわざわざ今この曲を?って印象です。7曲目の「ヌグラド クロハヂ」は、おそらくユナ氏の趣味なんでしょう。Alain Barriereはフランスのシャンソン畑の人だそうで、元歌を聴いたことないですがハングル詞がついてるので、たぶんユナ氏も誰ぞ知りませんが韓国人歌手のカバーVerを聴いて気に入ったんではないでしょうか。8曲目「Gloomy Sunday」この曲は日本でも自己愛過剰の厭世気味の歌手がよくカバーしてますね...(^^;)。7&8はむしろユナ氏のソロ3作目にでも収録したら良かったのにねと思います。 9曲目、K・Cobain作曲の「Penny Royal Tea」は、いまいち歌唱もサウンドも雰囲気だけって感じですが、10曲目The Clashの「Lover's Rock」は流石に名曲ですな。もう少しオリジナルの勢いだけの下手さ加減が再現されてれば、もっと良かったと思います(笑)。 11曲目は再びスタンダードナンバーから「Summertime」。多くの歌手がカバーし様々なバージョンがありますが、通常はBillie Holidayが唱ったバージョンあたりをよく耳にするんだろうか(そういやB・Holidayは「Gloomy Sunday」も唱ってますな...)、若い世代のリスナーの中にはオリジナルを聴いたこともないボンクラが増えてきていると思われるので、こういった名曲を上手い歌手が、たまーにカバー曲として取り上げるのは真に有意義なことでありますね。 12曲目の「Even Flow」は、90年代半ばあたりから欧米のチャートを追っかけるのを止めてますので、まったく元歌を知りません...故にこのアルバム中最も印象薄かった曲となってしまいました...。13曲目は3集「Jaurim, the WonderLand」から「鳥」。これまでもLive Albumや日本語盤などでも再三取り上げられてて、やはりバンドとして最も重要な楽曲のひとつということなんでしょう。個人的にも大好きな曲なので(ちなみにユナ氏がファンだとのイ・サンウンが唱う同名曲「鳥」も名曲ですのでご興味ある方は是非アルバムご購入を...)いろんなバージョンが聴けるのは歓迎したいです。 14曲目はO・Osbourneの「Goodbye to Romance」。オズボーンといえば、昨今はあの世間の常識と乖離したキ○ガイ一家が思い起こされるだけですが、昔はちゃんとした音楽活動をやってたんだなぁ...と感慨深いモノが。唯一の新曲かと思われていたラストの曲は4集「04」から「#1」のハングルVer。個人的には、かなり鉄骨入りのケルト音楽ファンでもありますので、とにかくアイリッシュ・ホイッスルの音色が聴こえてくるだけで嬉しくなってきます。冒頭部分でリズムを刻んでいるのはハンド・ドラム=バウロンっすね。オリジナルのバージョンも好きですが、ライブではおそらくこのIrish Verは再現不可だと思われるので貴重な音源です...アルバム中最も好きな曲。
←にカバー12曲の元歌が収録されている(一部不明...)アルバムジャケット画像を載っけておきました。即買い!とまでは思わなくても、中古盤やワゴンセールなんかで安く手に入る機会があれば買ってもいいかな...と思っている方は参考にしてみてくだされ、オリジナルとの違いを聴き比べてみるのもいいと思います。(8「Gloomy Sunday」は、個人的な趣味でE・コステロのアルバム載っけました...あしからず(._.) ↓オマケでネット上に落ちていた「Gloomy Sunday」の歌詞も載っけときます。)
Gloomy Sunday
Sunday is gloomy, my hours are slumberless
Dearest the shadows I live with are numberless
Little white flowers will never awaken you
Not where the black coach of sorrow has taken you
Angels have no thought of ever returning you
Would they be angry if I thought of joining you?
Gloomy Sunday
Gloomy is Sunday, with shadows I spend it all
My heart and I have decided to end it all
Soon there'll be candles and prayers that are sad I know
Let them not weep let them know that I'm glad to go
Death is no dream for in death I'm caressing you
With the last breath of my soul I'll be blessing you
Gloomy Sunday
Dreaming, I was only dreaming
I wake and I find you asleep in the deep of my heart, here
Darling, I hope that my dream never haunted you
My heart is telling you how much I wanted you
Gloomy Sunday 2005.11.05 |