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MONTHLY TOPICS
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◎ワタシ日本語、5年間勉強したあるヨ
2004.3.6

写真1

ツインズ・エフェクト
原題:千機變
監督:ダンテ・ラム
2003 香港映画

写真2

フルタイム・キラー
原題:全職殺手
監督:ジョニー・トー
2001 香港映画

space ここ1〜2年で、そのポジションをすっかり韓国映画に取って代わられた感のある香港ムービーですが、この傾向は今後ますます強まっていきそうですねぇ...。今年、関西圏で封切られた作品はこの2カ月で「ツインズ・エフェクト」「フルタイム・キラー」の2本だけだと思いますが...これがまた両方とも「なんだかなぁ〜」な出来なのでありますワ...ハハ。まぁ、そのダメダメ度も踏まえて感想をしたためてみましょう。
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ツインズ・エフェクト
日本で通常、香港映画の宣伝方針というとファン層の大半がオバサンということもあり、ウソでもいけてる男優をメインに立てるものですが、香港ではトップアイドルでも日本ではほとんど無名に近いTWINSを前面においた時点で、配給側の半ばやけっぱち感を観る前から感じてました。

この映画、ドニー・イェンが担当したアクション部分には見所がややあるものの、あまりに強引なストーリー展開には納得がいきかねる。香港アクションではお馴染みのヴァンパイアものですが、そもそも主役のヴァンパイア・スレイヤーのリーヴ(イーキン・チェン)が死に至る直接の原因ってアシスタントのジプシー(TWINS1)とヘレン(TWINS2)にあるんじゃないのか?自分達2人でリーヴにトドメをさしておきながら、逆恨み的にヴァンパイア公爵に戦いを挑んでいくってのは「なんかちょっと違うでしょ?自分達の行いをまず反省しろよ!」と思ってしまうのだが...。一方でヴァンパイア王族のカザフ(エディソン・チャン)とは、わだかまりなくラブラブ状態継続なんだから、かなり自分にやさしく他人に厳しい主人公たちだ...。

敵のボスキャラである公爵の描かれ方が弱いので、ラストに至る展開も盛り上がりに欠けるし、主役2人の演技がヘボ過ぎる...本人達がアクションをこなしてるシーンとダブルを使ってるシーンに、あまりにも差がありすぎ。アイドルにしては...って前置きつきで誉める人もいるんだろうが、これだったら同じくドニーさんが武術指導した「修羅雪姫」の釈ちゃんのほうが、はるかに上。

最近の香港映画の質低下には、監督や主演級の俳優のハリウッド進出などいろんな要素があるんでしょうけど、若手俳優がたいして育ってないってのも大きな要因じゃないのかなぁ。少なくとも主役2人の女の子にもうちょい魅力があれば、許せる範囲の出来に仕上がってたと思ってしまいます。

フルタイム・キラー
こちらは以前VCDで観ようとして、あまりの退屈さに途中で投げ出してしまった作品だ...。字幕付きならもしかして?と思ったのだが、やっぱりたいして面白くなかった。

原作が香港でベストセラーになった小説なので、それを読んだ人には問題ないのだろうか...主要人物3人=オー(反町)、トク(アンディ)、チン(ケリー・リン)が何を考えて行動してるのかワタシには理解不可能。特にアンディが演じた切れ気味の殺し屋=トクに関して、中途半端に過去が語られるぶんだけ余計にシナリオの雑さが際だつように感じる。殺し屋達がマレーシアや韓国とアジアの各地を転々とするのだが、何か近所のコンビに行くような編集になってて、いったい今どこに主人公たちがいるのか混乱してしまう。ラストのエピローグも、意外な結末に驚き!とはほど遠く、失笑気味な尻すぼみ感。

あと観ていて一番イライラしたのは、アンディの日本語セリフだ。トク本人曰く「5年間勉強した」らしいが、ほとんど何言ってるのか聞き取りづらいことこの上なし...アンディのセリフはアフレコ、もしくは字幕スーパーを入れるべきだと強く要求したい。反町に関しては、既に賞味期限を過ぎてると思うので多くを語らないでおこう...。



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