◎2004 MY BEST ALBUM
2005.2.10 |
 |
| 2004年度は、ホントにアジアの音楽を聴かない一年でした...ですのでマイ・ベストの10枚をチョイスするのも、けっこうしんどいなぁ...といったていたらくブリです。結果あれこれ考えずに、年間を通してよく聴いたヘヴィロテ度に重きをおいて選んでみました。5番目くらいまでは自信を持って?お薦めできると思います...あとはお好み次第ということで(^^;)。10枚のうち約4.5枚が韓国モノと当サイトにも知らず知らずのうちに韓流の魔の手が...? |
|
|
|
|
1位--YaYa Ying「Wun Warn Vol.1&2」この2枚を交互に繰り返して聴く期間がかなり長い間ありました。本来はPOPS系の歌手=ヤヤインがルークトゥンの名曲をイマ風にアレンジしなおして謡ったカバーアルバムですが、数多リリースされるこの手の民謡企画アルバムの中では相当に良くできた内容だと思います。選曲もいいですが、やはり特筆すべきはヤヤインの歌唱の素晴らしさでしょう。これまでは若手歌手の中のひとりといった程度のやや薄目の印象でしたが、このアルバムで彼女のことをかなり見直しました。同じような内容でMaiがプンプアンのカバーアルバムをリリースしましたが、こちらのほうは期待外れというか、高音が魅力のプンの曲をハスキーボイスのマイがカバーするっていう企画にやや無理があったように思います。プンをカバーさせるんならTinaかNatのほうが良かったのではないでしょうか?GRAMMY様...。
 2位--Red Rain「chocolate」最初聴いた時は「なんだかいろんなジャンルの曲がごった煮状態で、胡散臭い作りになってるなぁ〜」と思いましたが、ネット上のインタビュー記事で「自分の音楽はラウンジ・ミュージック」という本人の言葉を目にして「なるほど...確信犯的というかそもそも何でもアリの人だったのねん」と納得してから印象が赤丸急上昇しました。韓国では今までにいなかったタイプというか、this motal coil、Cocteau Twinsに代表される4ADレーベル的・暗さ全開音楽を愛してやまない方にお薦めしたいアルバムですね。イントロのシタールのようなストリングが印象的な「Nah Neh Nah」やドスの効いたボーカルを聴かせる「キダリゲッソ(待つわ)」なんかが気に入っております。ラストに3曲、ふだんラウンジで歌っているオリジナルVerが収録されてますが、個人的にはアレンジに懲りすぎてない分こちらのほうが聴きやすく、次回作ではこういったアッサリめのモノを期待したいです。 |
 |
|
 |
 |
3位--「LOVE PSYCHEDELICO 3」売れてるグループを選んでしまって不本意極まりないです...。デビューした当初からあまり変わりばえしてないので、インパクトという点では薄めですけど、そのぶん熟練した職人芸のようなものを感じます。「Everybody needs somebody」が、映画「ホテル・ヴィーナス」の主題歌に使われたこともあってCDを買ってない人でも、一時期この曲かなり耳にしたんではないでしょうか。マイ・ベストトラックは10「Hello」5「Happiness」。デリコの曲を歌詞を見ないでカラオケで歌える人をワタシは尊敬します。
 4位--周杰倫「七里香」この人の2ndアルバム「范特西(ファンタジー)」をワタシは台湾音楽史上に残る名作だと最大限に評価していたのですが、その後リリースされた3rd・4thアルバムがいまいち沸点の低い並の出来だったので、若くして燃え尽きてしまったのか?と心配してました...。が、この5枚目のアルバムを聴いて、天賦の才能はまだまだ枯渇していなかったようで一安心しました。ちょっと過去の自作曲に似たようなのもありますが、最後までだれずにアルバム一枚聴き通させるクオリティの高さは流石です。(曲名表記に簡体字を使うのを止めていただくとありがたいんですけどね) |
 |
 |
|
5位--キム・ユナ「琉璃假面」紫雨林(Jaurim)のボーカリスト=キム・ユナの2ndソロ・アルバム。基本的に紫雨林の活動では消化できないパーソナルな嗜好を昇華させようという指向は前作と変わらずですが、本作ではより本格的にタンゴ曲に挑戦しております。「ハングルのタンゴってど〜よ?」とワタシなんかは思ってしまうのですが(いっそのこと全曲ラテンテイストだったら印象も違ったかも...)まぁ4「夜想曲」6「ポミオミョンG(春が来ればG)」8「ミジョリ」10「憎悪は私の力」11「girl talk」と1曲ずつみていくとエントロピーの高いナンバーも多く、やはりシンガー&ライターとしての傑出した才能を感じさせます。
 6位--m-flo・BoA「the Love Bug」m-floもボーカルが抜けてどうなっちゃうのかと思ってましたが、曲ごとにゲストボーカルを起用するって方法論が今のとこ成功してますな。ただ、このMaxi-singleで気に入ったのはm-flo・BoA ver.でなく3曲目めのインディーズバンド=BAGDAD CAFE THE trench townがカバーしてるthe Love Bug レゲエver.なのでした...。至極真っ当な正調レゲエアプローチなんですが、m-flo・BoA ver.と聴き比べるとえらくかっちょ良く思えましたので。 |
 |
|
 |
 |
 |
7位--Oiy Kraton「Ward kid Ward wung」元ガトゥーンのボーカル=オーイのたぶんソロ3作目です。このLo-Fiな空気感の心地よさ...わかんない人にはわかんないんでしょうなぁ...。全ての曲に愛着を感じますが、「世界の車窓から」のチェンマイ行き101便とかのBGMに7「Num tah hing hoey」10「Ruk ruam tang」あたりなんかが使われてたら間違いなくワタシは涙流しますな...ホントはもっと評価高いんですけど、一般的には全く理解されないジャンルだと自覚してますので遠慮して7位あたりにしときました。
 8位--Seo Moon Tak「NOWHERE」100%ヘヴィメタです...(^^;)。どんな感じかというと今から十数年前に人気があった偉大なる女性メタルバンド=SHOW-YA(限界LOVERS!)をイメージしてくだされば、ほぼ同じような感じです。今時こんな真っ正直な音楽やってる人がいるのかと、好き嫌いは別としてかなり衝撃を受けました。3曲収録されてる日本語ver.は、歌詞に相当気恥ずかしい点がありますけどね...(^^;)。Heart(バラクダ〜♪)のファンらしいですが、なんとなくアルバム聴いてるとわかるような気がします。 |
 |
|
9位--KOYOTE「6集」韓国の演歌系Hip-Hopグループ=コヨーテのなんと6枚目のアルバム。浮き沈みや集散離脱の激しい韓国歌謡界においては、相当な長寿グループと言えますな。年末に怒濤の7集めをリリースするという暴挙にでましたが、あえてこちらのアルバムをお薦めしときましょう。とりあえず盗作疑惑(=ナッチ)で問題となった2曲目の「火花」を是非とも多くの方に聴いていただきたい。確かにパクリ(=ナッチ)はダメダメな行為ですが、ここまで元歌のイメージを無視して解体再構築してれば、もうオッケ〜なんじゃねーのか?と錯覚すらしてしまいそうです。たいていの日本人なら知っている曲で、かなり笑わしてくれると確信しています...ハイ。

10位--KODA KUMI「LOVE & HONEY」倖田來未が好きなわけではない...当サイト的には120%どうでもよい存在である。が、オリジナル版のアニメソング「キューテイーハニー」が大好きなので、スーパービューティーミカリン「O・SU・SO・WA・KE プルプルンのキュッのボン!」とどっちを10位にしようか迷った結果、こちらを選んでみました(^^;)。昨年は「キャシャーン」や「デビルマン(←極刑)」など名作アニメの実写映画化が何本かありましたが、「キューティーハニー」だけがアニメ版のテーマソングをリメイク使用してるのが好感もてました。 |
 |
|
 |
 |
 |
番外--Sandii「Sandii's Lemurian Heart」内容がボーダーレスミュージックなのと、この人のことを順位付けして論じたくないので番外でとりあげさせていただきました。サンセッツが活動を停止して以来、ソロ名義で汎亜細亜・環太平洋テイストの秀作を連発してきたサンディーですが、ここ数年はフラの布教活動に専心してるというか、音楽面でもハワイアン・タヒチアンテイストのアルバムばかりでやや食傷気味でしたけど、このアルバムは久しぶりに昔からのファンも納得できる内容なんではないでしょうか。5「Alabali」なんかは名作「Airmata」当時を想いおこさせ、まさに文字通り感涙モノですし、ラストに収められたサンセッツ時代の曲をメドレーでセルフカバーした「The mirrors of eyes〜Kingdomes without corners」も嬉しいプレゼントでした。そんなに爆発的に売れてるとも思えないので、このサイトをご覧の皆様には是非とも廃盤化する前にご購入を強くお薦めしたい1枚であります(^^;)。 |
 |
|